宇宙兄弟のどっちが楽しいか、という言葉がいい

漫画が大好きな私は、ちょっと前にアニメでも放送された宇宙兄弟が好きで全巻揃えています。
もちろん、初期の段階に購入するので、そこについてくる宇宙兄弟グッズもゲットしているんですよ。
そして宇宙兄弟の素敵な言葉を集めた本も出版されているので、購入してあります。
宇宙兄弟は成功した弟と、成功していない兄の話から始まるのですが、この弟の兄に対する思いがとてもいいんです。
そして兄であるムッタの言葉もとてもしみる。
要所要所に、どっちが楽しいか、となげかけられていて、自分はどっちが楽しいか考えて導き出した答えは本当に楽しいんだろうな、と思ってしまいます。
結局兄弟そろって宇宙に行くのですが、その様子も葛藤もすべていい。
宇宙に興味はあっても、なかなかいかれない人がほとんどの中で、この漫画を読むと自分も宇宙に行った気分になるのがとてもいいんですよね。
成功漫画ではなくて、仲間や家族とのやりとり、挫折、その挫折に対して自分はどうしていくのかということが書かれているので私は、この漫画は人生においてバイブルなのではないか、と感じています。
自分でも何かの選択に迷ったとき、どっちが楽しいか、ということを考えて楽しいと思ったほうに進んでみたい。
いやなことも辛いことも大変なことも、自分で考えた道ならば、きっと楽しいはず、と思うんですよね。
個人的にはムッタのお母さんやお父さんのほのぼのとしたとぼけたやりとりも好きで、読んではほっとしていますよ。